まずは自分の希望をはっきりさせよう
注文住宅は、自分の思いを反映した家造りの形です。すでに出来上がっている家を購入するときと異なり、作る段階で考えていくことができるので、間取りや設備などを思い通りにしやすく、理想の住まいに近づけることができます。もちろん敷地の問題や構造上の制限、予算などですべての希望が反映できるわけではありませんが、それでも自分のこだわりなどを生かした家にできるでしょう。家造りは一生のうちにそれほどないものなので、一から理想の形を作り上げるのは難しいものです。まずは自分がどういった家を求めているのかなど、希望をまとめておくことからスタートしてみましょう。それを基本として家づくりをしやすくなります。
家族の変化も頭に入れて
これから家づくりをする場合、今住み始める家族の形態のままとはいかない場合が多いでしょう。新しくお子さんが生まれたり、また成長したお子さんが巣立ったり、結婚したお子さんの家族と同居したり、と様々な変化があるはずです。注文住宅の間取りを考える際には、そういった変化に対応できるように、いざとなったら区切って個室にできる部屋を設けたり、二世帯での住まいにも対応できる設備を整えたりといったことも考えておく必要が出てきます。
デッドスペースも活用して
住宅用の土地が狭い場合、部屋が狭く感じることも多いでしょう。そういった場合には収納の工夫が必要です。作り付けの収納があれば家具を置くスペースが不要で広く使いやすいです。デッドスペースなども活用して、住みやすい工夫をしていきましょう。
狭小住宅は、利便性とコンパクトさを兼ね備えた新しい住まいの形です。都市部に建てやすく、土地代や初期費用を抑えられます。また、間取りを工夫することで、限られたスペースを効率的に使えます。